昔ながらのアートの存在
いつの時代もアートというものは人々を魅了します。
人によってそれが仮に何の良さを表現しているかが分からなくても、その絵から伝わる歴史的な背景やどんな人物が描いたのかによって値段は何百万にも、何千万円にもおよびます。
しかし、絵画というものは美術館という場所で実物をじっくりと見てみることで、そこから発せられる雰囲気を感じ取り、絵の素晴らしさを感じることができます。

日本国内でも頻繁に絵画のオークションを行っていますね。しかも、そこでは多くの買い手が集まり、高額で絵画の取引が行われます。
世界中でも、昔から変わらない絵画の販売方法です。特に海外で開催されている絵画のオークションは規模が違います!
そこにオークションされる絵画は、誰もが知っているピカソやゴッホ、バンクシーといった幅広い年代の人たちが描いた絵画が、なんと何億円という額で、世界の大富豪が次々とオークションで落札していきます。
これが何十年間も変わらない絵画の存在ですね。
時代とともに変化するアートとは?
しかしながら、世界は時代とともに変わっていきます。
皆さまは「ノンファンジブル・トークン(非代替性トークン)」というものをご存知ですか?
これは、簡単に言いますとブロックチェーン技術を使って、代替することが不可能なアートや音声、動画などを管理し、誰かによって勝手に書き換えられないようにスタンプを押すように記録をされたものを指します。
少し難しいように感じてしまいがちですが、要するに自分の描いた絵がネット上でブロックチェーンを背景に、これは自分が描いた絵であると証明できるようになることです。
デジタルの画像に記録が付くようになるのです。これは誰が描いて、誰がいくらで買って、誰がいくらで売ってなどと、スマホの画面に記録が付くのです。
今までは、ネット上に様々な写真が載せられていて、現在もそれをコピーして自分の写真フォルダに移すことが可能ですね。
逆に、ご自身がインスタグラムへアップロードした写真は、誰でもスクリーンショットなどをして簡単に保有することができます。
それが、できなくなったわけではありません。ただ単にネット上の写真や絵、動画に値段が付くという世界になったのです!
例として、いくつか挙げてみると、ツイッター創業者のジャック・ドーシー氏が世界で一番最初にツイートした投稿に、なんと約291ドル(約3億1000万円)という額で落札されたのです!
まさに、このツイートはノンファンジブル・トークンとしての価値が認められて、デジタルの資産として約3億という値段で買われたのです。
また、素人が描いたデジタルのイラストでも、最初は数万円という値段から、売買を繰り返し何千万円とまで膨らむデジタル作品も存在しています。
ブロックチェーン上に全て記録されるノンファンジブル・トークンは、投資としての役割も持つのです。
例えば、いま売りに出されているデジタルアートの経歴に、大手会社のグーグルが一時期保持していた記録があればどうでしょう。
あのグーグルが持っていたデジタルアートなのだったら、多くの企業や大富豪が目を付けて買いに来るに違いありません!
そしてまた売ると、さらに高い価値が付く可能性だってあります。

これが現代の新しいアートの在り方になってきています。
これらは暗号通貨で売買がされており、暗号通貨の需要も年々上昇しているように思われます。
やはり、この暗号資産もブロックチェーン上で管理がされているものなので、誰の不正もできないようになっています。
世界のネットの動きは日々活発化されています。
店舗でのショッピングがインターネットショッピングに代わり、学校に行かなくても家でパソコンを使ってオンライン授業を行うことも可能になり、わざわざ海外に行ってカジノをしなくてもオンラインカジノで自宅でパソコンを使ってカジノを楽しむことができたりと多くの物事がオンラインの世界に変わりつつあります。
特にカジノに関しては、国の事情で自国にカジノ施設が存在しない国々が多く存在しています。海外にいかなければカジノができないという人々にとって、ネットカジノというものは世界的に大ヒットを飛ばしています。
日本国内でも日本語訳された日本人のためのネットカジノというサイトが数多く運営されており、多くのユーザーを抱えて運営されています。
海外まで行かなくてもカジノが楽しめるのですから、世界も徐々に変わりつつあります。
先ほどご紹介した、ノンファンジブル・トークンでも世界中のデザイン画がネットの中で売買されるのですから、海外まで行ってオークションをする必要がないのです。
いつでもネット上でオークションして落札するというような流れが出来上がっていますので、どんな方でも簡単にデジタルアートを売買することが可能なわけです。
しもだて美術館でのアートの楽しみ方とは
しかしながら、忘れてはいけないのが実際の絵画を美術館という空間でじっくりと味わうことの素晴らしさです。
デジタルアートにすっかり慣れてしまった方にとっては、足を運んでまで美術館で絵画を眺めながら歩き回るということに、面倒さや手間がかかるという意識がある方も今後増えてくるのではないかと予想はしていますが、一番ベーシックで歴史的な価値ある絵画を身近に感じることができる手段の一つです。
そのため、美術館は絵画を揃えて飾っているだけではなく、空間づくりも大切にしています。
静寂を守って、リラックス効果のあるミュージックを流したりすることで、数十分の絵画を見て感じる時間を有意義なものにしたいという気持ちで、試行錯誤しながら皆さまに心地の良い空間を提供するように努めています。
美術館に普段行かない方、行ったことがない方、または美術館の楽しみ方が分からない方にとって、しもだて美術館では頻繁に切り絵の実演や、ギャラリートーク、コンサートなどのイベントを開催していますので、初めてご来場の方でも楽しんで帰っていただけるような工夫を施しております!
絵画を見ながらの朗読会も開催したことがあり、お子様連れのご家族の方にも読み聞かせ会という風な感じで、好評を頂きました。
しもだて美術館は、全てのご入場者にとって記憶に残るような、かつ美術の素晴らしさを体験していただけるように日々新しいアイデアと、イベント開催の案を出しながら運営を続けております。
お一人でも、ご友人ご家族などと一度いらしていただくと、きっと美術館での昔ながらの美術の楽しみ方を経験していただくことが可能です!
しもだて美術館に所蔵している作品は計五作品で全て国産のものを展示しております。
その中には、実際にドイツのミュンヘンの美術館にも展示された経歴がある作品も所蔵しています。
もちろん一時的に所蔵している作品もありますので、実際にご入場して頂いたらお分かりになると思いますが、数多くの作品をもご覧になることができますので、ぜひ一度お越しになってお楽しみください!